2012年4月28日土曜日

人生と旅行と花々と仕事


バルデス半島に行ったこの年、11月にはヒューストンに転勤が決まってたの

ブエノスアイレスに3度目は無い。と確信してたので
子供達に思い出を作ってやりたくて
仕事で忙しいし、もう行った事がある父親抜きで
母子3人でイグアスの滝には行ったけど

もう少し、どこか見たいって思ってたら
会社の同僚家族が
ペンギンとクジラを見る日本人ツアーに行くって教えて下さったので
空きがあったら、ってギリギリで
飛び込み参加したのです

予備知識なんか何にも無くて突然行ったから
ペンギンの数にも驚いたけど

この地球上に
こんなに、まるで沸き返っている様に
ゾウアザラシが居る場所が有るってことに
本当にビックリしたわ!

   みなみせみくじら

又少しバスに乗って
小さな綺麗な湾に着きました

対岸の低い山々が良く見えるくらいの
小さな湾なのに
毎春、南極からせみくじら達が
出産と子育てに来るんですって

小鳥の声すら無い完璧な静寂の中で
聞こえるのは
チャプンと岸に打つひそやかな波音と
湾のあちこちに居るクジラが
潮を吹く時の

ブゥウォッ っていう大きい音

噴出音と一緒にクジラの背中が少し見えて
高く潮柱が吹き上がるの

そして
  クジラの歌声でした

クジラが歌うなんて想像もしてなかった!


双子の滝シネマ12

皆さんだってきっとそうよね?

ウォーン ウォーンって歌うのよ!

その声は
少し高めで、太いけど優しくて

太古の昔から、絶えず 変わらず 続いている
自然の歌声なんだなって
聞き惚れてしまった程
神秘的で 穏やかなものでした

こんな シッポ も何回も見られたのよ!
ごめんなさい!ブエノスの友野旅行社の写真をお借りしちゃいました

ここでは、研究所の研究員が調査に出る時
バイトを兼ねてツアー客をゴムボートに乗せていたの

10人も乗れば一杯の小さいボートだったので
2回に分けて私たちは2回目でした

興奮した1回目の乗客と交代して
資料を手にした研究員3人と乗りました

まず、湾から少し出て、近くの見物をしてくれました

この辺りには、崖の下の岩の上に オットセイ が沢山いました
オットセイはサンフランシスコで いつでも見られたので
珍しくなかったけれど

ほんの数頭だけ
ライオンのたてがみの様な
フサフサした毛が顔から首にかけてある
 オタリア が居たのが
珍しかったわ

湾の水はとてもきれいで透明度が高く
あまり深くない所だと
海底まで見える程で
かなり冷たそうでした


canção ·ダ·アメリカ

研究員達が
相当遠くからでも
クジラの個体の識別が出来るのには
さすが!って感心させられたわ

かなりの時間
ジャンプするのやシッポや潮柱を見たり
歌声を聞いたりしたけど
もう、これ以上は近寄ってくれないんでしょうと諦めた頃

少し離れた所に居た一頭が急に潜って
まるで巨大な岩石か床が
ズズーっ と動いているみたいに
私達のボートのかなり下を ゆっくり ゆっくり

直角に横切って行ったの

水中を覗いて、じぃーっと 姿を追っていると
何だかグラグラするみたいな不思議な感覚だった

それが、かなり先で水中で急にUターンしたのが見えたの!

そして、上昇しながら ぐんぐん近ずいて来て
ボートに直角に、反対の私の側に
頭から水の上に ザザァァー っとジャンプして飛び出したのよ!

目の前いっぱいに
藤壺がいっぱい付いた、濡れた濃いグレーの壁のような体が
聳え立っていて

「 手を伸ばせば さわれる! さわりたいっ! 」っていう衝動に駆られた!

でも、私の前に座ってた小1の娘が
興奮の余り、左右にグラグラ大きく揺れてるボートの上で
立ちあがっちゃったの!

ライフジャケットは着てるけど
冷たい水に落ちたら大変でしょ
とっさに両手で彼女を支えたの


目前にクジラの背中を見ながら・・・
娘から手が離せず、とうとうさわれなかった・・・

でも、気が付いたんだけど
それは巨大な体なのに
ボートにさわらない様にと微妙に体をくねらせてるのよ

そして不思議な感覚で

 気をつけてるよ 」って言うクジラからの意思が

確かに伝わってきたみたいで

「 あっ! 遊んでくれてる! 」って感じたの!

不思議でしょう

そしたら研究員の一人が笑いながら

「 遊んでくれてるんだよ 」って言ったのよ!

今思い出しても、夢の中だったみたいな
楽しく不思議な出来事でした

バルデス湾の みなみせみくじら

帰りのバスの中は
誰も彼もが満足感一杯で
静かだけど
興奮で満ちてるみたいだった

もう外は真っ暗で
逆三角形のヘッドライトだけが
荒野の道を照らしていて
バスは猛スピードでホテル目指して走ってました

そんなバスの前に
突然 みなみウサギ が横切って飛び出したのよ
見たとこ、死にもの狂いの顔つきだった

そんな無理しなくたって
そんな荒野で、いつだって渡れるのに
おバカねって笑っちゃった事も今でも忘れられない思い出!

チャオ! 

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